HOME > 編集部ブログ > 『画家として…』のご縁で、千葉社長フィリピンへ
弊社好評既刊本『画家として、平和を希う人として』で
その生涯を描かれた島根の画家、加納莞蕾(かんらい)。
千葉社長の祖父にあたります。そうした関係で、
著者の安来市加納美術館館長・加納佳世子先生ご夫妻と
28日にマニラへ旅立ちました。
莞蕾のBC級戦犯の釈放嘆願運動を受けて、
エルビディオ・キリノ元大統領が
特赦を行ったという経緯は、
先月天皇皇后両陛下のフィリピンご訪問を機に、
ニュース番組や新聞でも取り上げられました。
しかし日本兵の残虐行為によって家族を失った人も多く、
当時フィリピン国内では「傷は癒えていない」との反対があり、
キリノ元大統領の功績はあまり評価されていなかったとか。
近年、自身も市街戦で妻子4人を亡くしながら
「日本人に私から憎悪の念を受け継がせない」との思いを表明した
キリノ元大統領を再評価する声が高まり、
英雄墓地に改葬されることになったそうで、
社長もその式典に招かれたのです。
現地は夏で、最高気温33℃。室内は冷房のききすぎで真冬のような寒さだとか。
帰国したら、このブログでレポートしてもらおうと思っていますので、お楽しみに! (Y)