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メディアイランド編集部ブログ

2016年02月29日 『画家として…』のご縁で、千葉社長フィリピンへ

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弊社好評既刊本『画家として、平和を希う人として』で

その生涯を描かれた島根の画家、加納莞蕾(かんらい)。

千葉社長の祖父にあたります。そうした関係で、

著者の安来市加納美術館館長・加納佳世子先生ご夫妻と

28日にマニラへ旅立ちました。

莞蕾のBC級戦犯の釈放嘆願運動を受けて、

エルビディオ・キリノ元大統領が

特赦を行ったという経緯は、

先月天皇皇后両陛下のフィリピンご訪問を機に、

ニュース番組や新聞でも取り上げられました。

しかし日本兵の残虐行為によって家族を失った人も多く、

当時フィリピン国内では「傷は癒えていない」との反対があり、

キリノ元大統領の功績はあまり評価されていなかったとか。

近年、自身も市街戦で妻子4人を亡くしながら

「日本人に私から憎悪の念を受け継がせない」との思いを表明した

キリノ元大統領を再評価する声が高まり、

英雄墓地に改葬されることになったそうで、

社長もその式典に招かれたのです。

現地は夏で、最高気温33℃。室内は冷房のききすぎで真冬のような寒さだとか。

帰国したら、このブログでレポートしてもらおうと思っていますので、お楽しみに! (Y)