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メディアイランド編集部ブログ

2015年03月10日 わかりにくい社名ですみません

千葉です。

今日は社名の由来についてすこしお話しします。
「メディアイランド」という社名。
よく間違われるのですよ。
「メディアランドさん?」
「メディアアイランドさん?」
みなさま、ややこしくてすみません。
6年前、法人登記をする際になかなか決まらなかったのが。社名でした。
大阪書籍株式会社の一部を譲り受けて始まった弊社。
ですが、旧社名を使用することは許可されず、大急ぎで社名を考えなければならなかったのです。
それ以前は、「アルゴ」という名称で編集事務所を構えていた私。
事務所名はギリシャ神話に登場する「アルゴ船」にちなんで名付けたのです。
金羊毛という宝物を探す「アルゴ船」一行の冒険譚。冒険の仲間にはヘラクレスもいたんですよ。
私はこの神話をもとにして作った特撮映画の名作「アルゴ探検隊の大冒険」という1963年の映画が大好きで、事務所の名前もそれにしたのでした。
(ここで、私は特撮オタクであったことを告白しておきます。)
まあ、自分の名前も「潮」ですしね。
海に関係するものがやはり好きなんです。
海、波、魚、船、島……。
そうだ! 島は新しい文物がクロスするところだ!
本に限らずメディア全般の島になろう!と思った訳です。
そしてmediaはmediumの複数形。mediumは中間。中?中島?あ、中之島だ!
中之島は大阪では文化の中心地のようなところで、大正時代に建てられた大阪市公会堂や府立図書館などがあります。
そしてそのエリアにひっかかるようにして、大阪天満宮もあります。
大阪天満宮にまつられている天神様・菅原道真公は言わずと知れた学問の神様。
そして、ここには「お文庫」といってその昔、大阪が出版の中心地だった頃、版元が初版を納めた倉庫があるのです。
(お文庫は大阪天満宮とこれまた大阪市の住吉大社の2つにしかないそうです。)
これはいいわ、ということで、メディア+アイランド=メディアイランドと名付けることにいたしました。
社名も決めて、日販さんに挨拶に伺ったとき、「いい名前ですね!」と担当の方から褒められて、背中を押していただきました。
ややこしい社名ではありますが、社名を間違われなくなるようにしっかりとした版元に育てていかなければと強く思っています。
みなさんよろしくおねがいいたします。